2021年7月12日
スポーツの祭典、東京オリンピックはもうすぐです。
オリンピックにちなんで、今回はスポーツと歯の関係についてお話します。初めにスポーツクレンチングの発現と効果を説明します。運動時に欠かせないスポーツクレンチングとは、スポーツをする時の噛みしめであり、静の時と動の時の両方で起こります。
たとえばボールを蹴る時、瞬発力を発揮する時、体幹のブレを少なくしてエネルギーのロスをおさえようとする時などに、
スポーツクレンチングは見られます。またパラリンピック競技で、車いすの始動時や停止時にも見られます。
このスポーツクレンチングには、さまざまな働きがあり、大脳皮質の活動性を向上させることなどが知られています。
その結果、スポーツクレンチングがいろいろな運動能力や平衡機能、安全性の影響します。
しかしながら、不要な場での不要な噛みしめは、身体を緊張させ、円滑な動作を阻害するので注意が必要です。

スポーツクレンチングを安全で効果的に行うには、スポーツ時の障害を予防し軽減するする必要があり、マウスガード
の活用が有効です。スポーツ関係者のマウスガードへの認知度は高まり、普及も進んでいます。歯の咬耗や破折に対する
マウスガードのこ効果は実証されています。筋力アップの際の使用も推奨されています。
さらに、脳震盪を軽減・予防する効果もマウスガードの噛みしめで発揮できるといわれます。マウスガードの噛みしめ
は頭部や首の保護のも役立つのです。