2024年8月18日
「津軽富士」と呼ばれる岩木山を映す津軽富士見瑚に1994年、全長300mの
日本一長い3連太鼓橋として架けられた。地元の銘木で耐久性の高い青森ヒバ
で造られている。
鶴田町はかつて鶴が多くやってきた。鶴が羽を広げた形が背景の岩木山に
映えて美しい。
時には方角を変えると、遠くに八甲田山の山並みも見えるという。
2024年8月18日
「津軽富士」と呼ばれる岩木山を映す津軽富士見瑚に1994年、全長300mの
日本一長い3連太鼓橋として架けられた。地元の銘木で耐久性の高い青森ヒバ
で造られている。
鶴田町はかつて鶴が多くやってきた。鶴が羽を広げた形が背景の岩木山に
映えて美しい。
時には方角を変えると、遠くに八甲田山の山並みも見えるという。
2024年5月6日
津軽富士といわれる岩木山
今話題の「富士山とローソン」ですが、弘前市の弘前バイパスの近くに、
いいロケーションがあります。東北自動車道の弘前大鰐インターを降り
て、弘前市内に向かって走ると、バイパスの坂の手前にローソンが見え
ます。このローソンの遠くに美しい津軽富士、岩木山が青空にそびえて
いました。
雲一つない晴天
津軽富士も立派な美しさがあります。
2024年1月14日
ある時、患者さんが睡眠が十分とれないとこぼしました。神経科の先生に診てもらっているのですが、
なかなか改善しないようです。昼に運動したり、緑茶を控えたり、お風呂に入ってすぐには寝ないとか、 いろいろ試みたそうです。とうとう病院を変えてみたのですが、はかばかしくないようです。
寝る前に明日の予定を書きとめることが、睡眠に効果があるといわれる方がいますが、さてどうでしょうか。
試してみないとわかりませんね。
秋田大学の上村佐知子先生が、不眠対策に温泉浴が効果があるといいます。温泉に入浴したことで、
上昇した体温を急速に下げようする反動で眠気が生じ、より深い睡眠が得られたそうです。上村先生
は睡眠薬を使わない不眠治療を研究されています。なお、人工炭酸水でも同じ効果があるそうです。
2023年11月15日
高齢者が口の健康を保つことは、死亡や身体機能障害のリスクを下げ、知的活動の維持にもつながる。
そのような研究結果を東京医科歯科大学が発表しました。
20本未満の歯の人は20本以上の人んみ比べ、6年後に身体機能の障害が起こるリスクが6~14%高か
った。ほかに読書など知的活動や外出頻度、野菜や果物を食べる頻度がいずれも少ない傾向にあった。
歯を失うことを未然に防ぐことや、失ったら適切な補綴治療で機能の回復をはかることが大切である、と
研究した木野さんは話す。
2023年9月18日
デンタルフロスと歯間ブラシはともに歯の間を清掃する用具です。歯ブラシだけでは、歯列全体の約半分しかプラークが取り切れないといわれます。
そもそも歯の間の清掃は必要なのでしょうか。ある研究者がこの問題を追扱しました。
「歯ブラシのみを使っているグループ」と「歯ブラシとデンタルフロスを使っているグループ」を比較
したところ、歯間部出血のスコアの減少量に約2倍の差が生じたことから、歯間つまり歯の隣接面の清掃の有効性が証明されたのです。
ではデンタルフロスと歯間ブラシを比較すると、歯間ブラシのほうがプラークや出血の改善において良好な結果でたとする報告が出されています。逆の結果の報告は出されていません。この結果歯と歯の間の歯ぐきの炎症の改善には、デンタルフロスの使用が有効であるといえます。
2023年8月21日
歯ぐきが腫れるにはいろいろな原因があります。歯周病が悪化したときや、歯の中に
細菌が入り込こんだときです。
歯の中に細菌が入って炎症が生じ、治療により改善がなされ、その歯を詰めたり
かぶせたりして治療が終了後、何年か経て歯ぐきが腫れることがあります。歯の根の先にわずかに残った細菌が少しづつ増加し、腐敗物が根の先から歯ぐきの表面にトンネルを作るのです。
このような場合、かぶせたものをはずして、再度根の治療をするのが通常ですが、その前に局所麻酔をして、トンネル内にレーザーを照射することがあります。レーザーで根の先の細菌を死滅させるのです。3回から4回レーザーを照射すると、トンネルが閉鎖されることが多くあります。
このように根の先の細菌をレーザーで死滅させることができますが、どんな場合でも
うまくいくかというと、そういかないこともあります。それでも、かぶせたものを外す前に
レーザー治療を行い、治る患者さんも多くいます。
2023年6月25日
学校歯科健診を行っていると、随分虫歯が少なくなってきたなと感じます。以前は生徒ひとりの虫歯は2,3本あったのですが、今はゼロ本も珍しくありません。 こうしたなか、保護者の方々は、今まで以上に歯並びに関心を持つようになってきました。
口の機能の低下が歯並びに影響することもあります。赤ちゃんが母乳の補完食として、野菜の裏ごしなどをぐっとのみ込む時、舌が上顎に当たることで、上あごが広がり、歯がはえる余地がつくられます。しかし、水と共に流し込むような食べ方だと、あごの発達に影響が出るといわれます。あごが小さめになることがあるのです。
また、離乳食を食べさせる時、赤ちゃんが自ら口を開いて食べるのを待たずに口の中に入れてしまうと、食べ物を取り込む力を養うことが難しくなります。あごの筋力が弱まり、固い物を食べるのがにがてになることもあります。
ですから、いい歯並びのためには、、幼少期からの食事の仕方が最も重要になります。いろいろな物を食べさせてあごを成長させる。柔らかい物でも、しっかりかむ習慣をつける。水やお茶で流し込むことを控える。子どもと一緒に時間をかけて食事することが大切です。
幼稚園児の歯並びの悪い割合はこの15年間で約2倍に増えたといわれます。
2023年5月20日
舌の根本を含む咽頭がんで放射線治療と下顎療法受けた患者さんがいました。手術は行いませんでした。退院後、唾液が出にくいと感じるようになり、虫歯が多くなったようだと気づいたそうです。
口の中の特徴は、舌の表面は平坦で唾液はわずかで泡のようなつぶつぶ状でした。下の前歯にも虫歯がありました。
がんのための放射線治療で、唾液がかなり減ることがあります。唾液が減ると、虫歯が増えるだけでなく、味覚、摂食、嚥下さらに会話などに大きな影響が出ます。
対策として、カフェインを少なめのしたり、こまめに水分を補給し、唾液腺の刺激にガムをかむことを勧めます。またフッ化物洗口も有効です。
2023年4月21日
80歳までに3人に1人がかかる帯状疱疹は、顔や体の片側に激しい痛みが起きた後、痛みを伴う発疹や水ぶくれが帯状に出ることがあります。
原因は多くの人が子どものころにかかった水ぼうそうです。この病気を引き起こす「水痘・帯状疱疹ウィルス」は、水ぼうそう自体が治った後も脊髄などの神経節に潜んで生き続けます。日本人んも成人の90%以上は体内にこのウィルスを持つといわれます。
加齢や疲労などで免疫力が低下すると、神経節中のウィルスが急激に活動し始め、増殖し発症するといわれます。発症率は40代までは年に1000人に3人ほどなのが、50代では役6人に、70代では10人を超えるそうです。とにかく今この帯状疱疹が急増しているのです。
帯状疱疹では夜も眠れないほど強い痛みを生ずることがあります。とくに怖いのは顔に症状が出た場合で、顔面神経麻痺や難聴、めまいなどが出ることもあります。目の下や鼻の周りが痛いという患者さんが来ると構えてしまうことがあります。歯や歯ぐきが原因なのか、そうではなく帯状疱疹が原因なのか識別する必要があるからです。
帯状疱疹の痛みが強ければ、ペインクリニックを受診して、神経ブロックなどの痛み専門の治療を受けたほうがいいといわれます。帯状疱疹ワクチンもあるそうなので、お医者さんと相談すのことも大切です。
2023年3月9日
顎の関節や筋肉が痛い、口が開けにくい、顎を動かすと音がするという症状がでる顎関節症はこれらの症状を総称した病名です。若い成人男女では、それぞれ14%、21%にこれらの症状がみられたといいます。成長発育の終わり頃に顎にかかる物理的ストレスの影響が出やすい可能性があるといわれます。
症状によっては安静よりも、がまんできる範囲で口を大きく開ける運動療法を行うほうが、症状が改善しやすいことがわかってきました。
口を開けて利き手の指を下の前歯の先にかけ、痛みをがまんできる範囲でしたに力を加えると、効果的です。3~4回行うのが1セットで、1日4セット行う。積極的に顎の筋肉をきたえるときは、痛みを伴うセルフケアなので、歯科医の指導を受けてください。
参考文献:2023.1.21(土)日本経済新聞 カラダづくりより