2021年3月20日
歯周病は歯肉の出血や歯の動揺をともなう厄介な病気です。歯の痛みがないことも多く、知らないうちに重症化することもあります。噛むと痛いとか、歯磨きで出血が多く出るなどの自覚症状を覚えるときは、治療が効をなさず抜歯に至ることがあります。
歯周病は重症化するまえの適切な治療が大切です。
歯と歯ぐきの深さが3ミリまでが軽度の歯周病です。同じく4ミリから5ミリまでが中等度の歯周病で、6ミリ以上は重度の歯周病と分類されています。今回購入したP-MAXという機械は歯周病のポケットが5ミリくらいまでの深さのとき、威力を発揮します。
チップが長く先端が細い
今までのスケーリング(根の表面に付着した歯石や汚れを落とす)よりも振動が少なく痛みや刺激も少ないといわれます。実際使用した患者さんの評判も上々で、振動が今までよりも少なく、すっきりした感じですといわれました。
今後は歯周病のリコールや出血があるときなど、このp-maxを使い症状の改善に努めたいと思います。