ブログ|秋田市土崎の歯医者なら、佐藤歯科医院

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2018年12月8日

 高齢者は時々食べ物をのどに詰まらせたりします。これは食べ物を食道ではなく気道に飲み込んでしまう誤嚥が原因と思われています。しかし、のどの詰まらせは咀嚼能力の低下、食べ物を十分に噛めないないまま飲み込んだり口の中でかたまりにできず、その状態でのどに送り込んでしまうことで生じることも実際多いのです。嚥下にいく前の段階の噛みくだく能力の低下が、のどを詰まらせているのです。

 歯の数が多く丈夫であっても、それだけでは十分とは言えません。大事なことは舌と頬で食べ物を挟むこと、挟まれた食べ物のかたまりを歯で噛みくだくことが重要です。この時舌や頬の筋肉の挟み込む能力が衰えていると、普段口のするご飯や肉類、寿司、野菜でものどを詰まらせることになります。舌や頬の衰えは50代から始まります。

頬の丈夫そうなアンパンマン

 パンは柔らかそうですが、口に入れると唾液を吸い取り、のどを詰まらせる事故につながりやすくなります。一口分にちぎって食べてください。のり巻ののりも、のどの表面のくっついて離れないこともあるので注意が必要です。口の筋トレが必要です。

舌の丈夫そうな能代凧(べらぼう凧)