ブログ|秋田市土崎の歯医者なら、佐藤歯科医院

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2020年2月25日

上下の歯をすり合せる状態を歯ぎしり、噛みしめる状態をくいしばりといいます。両方が合わさることもあります。

歯ぎしりは睡眠中に無意識に行っていることが多く見られます。くいしばりは睡眠中のほか日中仕事をしている場合にも多く見られます。瞬間的に力を入れる仕事に従事する場合、体重以上の力で噛みしめることがあります。瞬発力が求められるスポーツをする人も時々くいしばりをしています。

グッグッとくいしばる選手

上の奥歯に白い歯をかぶせた患者さんがいました。6ゕ月してそのかぶせた歯が痛いと訴えました。噛み合わせを調べたところ、ふつうに噛んだときはいいのですが、下の顎を右にかなりずらすと、強く噛むところがありました。痛い歯を調整しても痛さは消えませんでした。ゴルフを毎週のように楽しんでいる方だったので、ボールを打つ瞬間大きな力が働いて歯にヒビが張ったのでは、と症状の説明をしましたが、納得されませんでした。

歯ぎしりやくいしばりにより、歯だけでなく肩こりや頭痛などの症状を引き起こすこともあります。これらの予防にはストレスの管理と質の良い睡眠が有効です。

家族の方に歯ぎしりやくいしばりを指摘された時は、自分でチェックすだけでなく、歯科医院を受診しましょう。