2018年7月10日
薬用歯磨剤に配合されるフッ化物の濃度は1000ppm以下です。ところが2017年3月から1000~1500ppmのフッ化物配合の歯磨剤がスーパー、ドラッグストア、歯科医院で購入できるようになりました。予防歯科にとって強い味方が現れました。
高濃度フッ化物の特徴は
1 う蝕予防効果が6%増加する
2 6歳以上のう蝕リスクの高い人に有益であろうといわれる
3 子どもの永久歯列では9.71%う蝕予防効果が高い
高濃度フッ化物配合歯磨剤の注意点は、6歳未満の子どもへの使用はさける、15歳未満の子どもは歯科医師の判断で行うのが望ましい、とされています。
必ずパッケージに表示されたフッ化物の濃度を確認したうえで使用してください。
この文章は『歯科衛生士』を参考にまとめました。