ブログ|秋田市土崎の歯医者なら、佐藤歯科医院

018-857-2255
〒011-0941
秋田県秋田市土崎港北3-3-51
背景色の変更:
文字サイズの変更:
  • 電話
  • メニュー

2022年10月30日

ある小学校を卒業した生徒を対象に、虫歯にかかっているかどうかを調査しました。4校の小学校のうち、A校は毎給食後の歯磨きを実施、B校は入学時からフッ化物洗口を週3行い、残りの学校は特記すべき歯科保健対策はとられていませんでした。

上の図は各小学校の卒業生の中学1年時のDMFT指数(虫歯になっている歯の本数、虫歯が原因で抜いた歯の本数、虫歯を治療した歯の本数といった虫歯の経験をした歯の数を意味する歯科学用語)は、フッ化物洗口を行ったB校ではDMFT指数が大きく減少したのに比べてC校、D校と大きく変化はありません。このことは虫歯予防には歯磨き単独の有効性は証明できず、フッ化物洗口法を優先的に採用すべきだと結論できます。

参考文献:医歯薬出版株式会社 デンタルハイジーン10月号