ブログ|秋田市土崎の歯医者なら、佐藤歯科医院

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2018年5月26日

  伊豆へ行く途中の新幹線から望む富士山です。

伊東駅からそう遠くないところに杢太郎記念館は建っています。
伊豆を訪れるときにはぜひ寄ってみたいと思っていました。

 

   伊東市出身で皮膚科の医学者であり、詩、文字、美術などの広い分野で優れた功績を成した木下杢太郎を讃えて、資料を保存し、教育文化を発展させたいという願いで、伊東市が昭和60年10月、杢太郎の生誕100年を記念してオープンさせました。

 

記念館は杢太郎の生家で当時のままの状態で保存されています。
商店を営んでいた二階建ての建物はしっかりした丈夫そうな造りです。

 
GWに訪れた時、受付には二人の女性がおられて、「いらっしゃい」と声をかけてくれました。
入館は無料です。
展示されていた詩や文章、上手な花の絵を見て回り、ビデオ「木下杢太郎の生涯」を見ました。
杢太郎を伊東の人々が大切に思っていることが伝わってきます。

 

 

木下杢太郎(きのしたもくたろう)本名 太田正雄は静岡県賀茂郡湯川村(今の伊東市湯川)の商家「米惣」に四姉二兄の末っ子として生まれました。
記念館で次のことを知りました。杢太郎をは森鴎外を先生と呼び、生涯にわたり慕い、森鴎外の編集を行った。東北帝大時代には学生たちが参加する「鴎外の会」で指導を行った。
一高時代、ゲーテの「イタリア紀行」を愛読した。東京まで丸一日かかる時代、傑出した人物を輩出した「米惣」は伊東の奇跡といわれた。

 

1885年(明治18年)8月1日-1945年(昭和20年)10月15日