ブログ|秋田市土崎の歯医者なら、佐藤歯科医院

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2020年4月20日

鼻呼吸ができなくて口呼吸をする場合があります。鼻がかめないと鼻呼吸ができません。最近は鼻をかめない子どもが多くなっているといわれます。

鼻をかむことの意味は、鼻腔の衛生状態と鼻呼吸を改善するという意味で大変大事なことです。片方の尾翼を指でおさえて片方づつかむ。親の指導も大事といわれています。強くかむと中耳炎になったりするのでゆっくりと少しづつかんでください。

うまくかめない子どもの場合は、ティシュペーパーを2センチぐらいに切り、片方の鼻の前にかざして、鼻かみでゆれたらほめてあげる。鼻汁をためないで鼻かみを親が励行するよにします。

鼻水、鼻づまり、口呼吸の原因は少しづつ変わってきています。副鼻腔炎は減ってきていますが、アレルギー性鼻炎や扁桃腺の肥大による鼻づまりは増えています。アレルギー性鼻炎の代表はスギ花粉症で、2歳くらいからなります。

扁桃腺の肥大も昔よりも低年齢で生じています。

鼻汁がたまったままでいると、それに慣れてしまい、鼻をかまなくなります。

アレルギー鼻炎であれば、アルゲンをさけたり、薬で治すことになります。扁桃腺の肥大が大きい場合は切除も必要です。

鼻腔炎の治療は抗菌剤ですが、予防としてトイレや食事前の手洗いが大事です。

鼻呼吸ができない原因を早期に見つけることが大事です。